第1回検定試験を振り返って。②

こんにちは、マンションマエストロ検定事務局です。
引き続き、第1回『マンションマエストロ検定』を振り返りたいと思います。
今回は、3級出題問題の中で、正答率の低かった問題を解説していきます。

■ 「管理組合」に関する問題

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問45 「管理組合」に関する説明として間違っているのは、次のうちどれですか?
①「管理組合」は、「総会」と「理事会」の2つの組織から成り立っている
②「理事会」は、「管理組合」の最高の意思決定機関である
③「管理規約」の設定・改廃、理事長の選任・解任などの重要事項は、総会の決議で決定する
④区分所有法により、毎年1回以上、組合員を招集し総会を開く必要がある

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【正解】②
【解説】正答率約7割の問題でした。
②は一見正しいように見えます。理事会が「マンションに居住する区分所有者の中から選任される理事で構成された、マンション管理組合の業務執行機関」ということを知っている方が、つい正解と思ってしまったようです。
しかし、理事会はマンション管理規約又は総会決議に基づいて組合員から「一定の範囲内で」委任を受け、日常的な維持管理を行うのみです。理事会だからと言って何でも好き勝手に出来ません。
もうお分かりですね。「管理組合」の最高の意思決定機関は、区分所有者全員で構成される「総会」です。区分所有者の意思を統一し決定するのが総会です。それを実施し、管理組合の業務を遂行していく機関が理事会なのです。(公式テキスト参照P35~P37)

■「広告・パンフレット・チラシ」に関する問題

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問49 「広告・パンフレット・チラシ」に関する説明として正しいものは、次のうちどれですか?
①所在地は、新築マンション、中古マンションの場合も、主に住居表示で記載されている
②広告やチラシには有効期限がある
③売主が個人の場合でも必ず消費税はかかる
④広告やチラシを見ただけでは、所有権マンションなのか定期借地権マンションなのか見分けがつかない

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【正解】②
【解説】正答率約6割の問題でした。
正解は②で不動産広告や情報誌、サイトなどの物件情報には必ず有効期限を掲示しなければなりません。これは「不動産の表示に関する公正競争規約」によって、取引条件有効期限の表示が義務付けられているためです。
①は少々難しい選択肢でした。新築マンションは、分譲時はまだ建物が建っていません。したがって、住居表示は未定となり、地番で表示されます。
③は売主が個人の仲介案件は消費税がかかりません。
④は簡単ですね。新築の場合は「分譲後の敷地の権利形態」として、中古の場合は「土地権利」として必ず表示しなければなりません。(公式テキスト参照P38~P41)

いかがでしたか?

消去法で答えを導きだすことも可能ですが、テキストの細かいところまで目を通しておくことが得点力アップにつながります。
特に管理組合に関する問題は頻出されますので、ぜひもう一度テキストを見直してみてください。

次回は2級の問題解説をお届けしたいと思います。